2015年3月号の「民藝」は、日本民藝館で開催されていた「深澤直人が選ぶ、愛される民藝のかたち」の特集号です。
展示を見に行った時に、図録代わりに買いました。
日本民藝館の収蔵品の中からセレクトした作品について、深澤直人本人が解説しています。
深澤さんが「かわいい」「愛らしい」と感じるポイントのようなものが分かります。
展示されていた作品の写真も十数枚掲載されています。
左のキリスト、いい感じにへたでかわいいですね。
「かわいい」という言葉は一般的になり過ぎていて、民藝について用いるのは勇気のいる言葉だと思います。
館長自らに「かわいい」と言ってもらえると、「そういう見方をしてもいいんだ」と、こちらが勝手に抑えこんでいた感覚が解き放たれたような、すがすがしい気分になります。
うん、かわいいですよね、民藝。