2015年1月、京都タカシマヤで開催された「用の美とこころ 民藝展」に行ってきた感想を。
なんか、2,3年前の民芸展よりも商品が増えていたような気がします。
民芸、静かに流行ってるのでしょうか。
「民芸」という括りのもと、様々なものが展示/販売されていました。
なんと、1千万円オーバー(!)の濱田庄司の壺まで。
河井寛次郎や富本憲吉などのビッグネームも展示されていました。
当然、これらには触れず、ガラスケースに陳列されています。
「民衆の工芸」であったはずの民芸がこんな値段になるのは、なんかちょっと複雑な気持ちになりますね。
やっぱり、買って触って実際に使えないとねー。
「用の美」なんだから。
そんな中、小鹿田焼(おんたやき)が、他のものに比べても頭ひとつ安かったです。
たいてい、千円台から2千円台。
気取らない感じだし、北欧食器にも合うし、良いですよね。
あと、バーナード・リーチのお孫さんが3人、それぞれに出品されていました。
ジェレミー・リーチ、ジョン・リーチ、フィリップ・リーチ。
バーナード・リーチの影響を受けながらも、三者三様の作風だったのが面白かったです。
これらは数千円で買える値段でしたよ(笑)
「用の美とこころ 民藝展」は、来週21日から大阪タカシマヤに巡回します。
お近くの人は是非。