柳宗理のオタマです。
柳宗理は、民藝運動の創始者、柳宗悦の子どもなわけですが、それを知らずとも、キッチンブランドとしての「柳宗理」は、ほとんどの人が知っていると思います。
使いやすく美しいデザインものとして、まっさきに名前があがる存在です。
僕もいくつか持っているのですが、あえて渋いところから、今回はオタマを紹介します。
何の変哲もないように見えますが、すごくよく考えてある形なんですよ。
上の写真のように、どちらを下においても、安定するように作られています。
コロコロと転がっていったりしません。
柄の部分が、微妙に曲がっているのが分かるでしょうか。
その微妙なカーブにより、キッチンの壁のフックに吊るしておいても安定します。
使用時には、鍋の中身をすくいやすく、かき混ぜやすい形です。
あと、なんか妙に「男子ごころをくすぐる」デザインでもあるんですよ(笑)
プロ仕様っぽい感じがね。